鷲 eagle 2004 10 6

 今後、世界は、鷲が海へ墜落していく姿を見るかもしれない。
その時、鷲は、何と言うだろうか。
「神よ、神よ、なぜ、私を見捨てたのですか。
今まで、信仰深く生きてきたのに、なぜですか」と言うかもしない。
 確かに、信仰深く生きてきたことは間違いないでしょう。
しかし、その信仰に誤りがあります。
鷲が信仰する神とは、イエスキリストでしょうか。
 イエスは、こう言ったのを覚えているでしょうか。
「あなたがたも聞いているとおり、
『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。
 しかし、わたしは言っておく。
敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
 あなたがたの天の父の子となるためである。
父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、
正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。」
 これを、何と極端なことかと思う人もいるでしょう。
しかし、イエスは、そう言わなければならなかったのです。
あの時代は、あまりにも「正義の実現」や「善悪の区別」が強くなりすぎて、
結果的に、破壊と闘争というものが大きくなりつつあったのです。
だからこそ、「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」と言う必要があったのです。
 さて、今、鷲の国は、どうなっているのでしょうか。
どうやら、イエスを信仰しているというより、
旧約聖書の神を信仰しているように見えます。
その神とは、ヤハウェ。
ユダヤの地では、ヤハウェ、
砂漠の地では、アラーと言う。
ヤハウェもアラーも同一神で、中東の地を支配する神。
新約聖書のテーマとは、「新しい契約」ではなかったのでしょうか。

聖書から from Bible 2003 12 28

聖書には、こうあります。
「剣を取る者は皆、剣で滅びる。」

これは、歴史を振り返れば、そのとおりとなっています。
歴史を500年という単位で見れば、そうなります。
剣よりも、外交の力で、決着をつけるべきです。

「わたしの言葉を聞くだけで行わない者は皆、
砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。
 雨が降り、川があふれ、風が吹いて、
その家に襲いかかると、
倒れて、その倒れ方がひどかった。」

アメリカが、今、イラクでやっていることが、
砂の上の家にならないように祈ります。

こうしてみると、アメリカは、純粋なキリスト教国とは言えない。

「あなたがたも聞いているとおり、
『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。
 しかし、わたしは言っておく。
敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
 あなたがたの天の父の子となるためである。
父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、
正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。」



























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